神社の境内地は約千五百坪あり。もとは毛利元就公お手植えの松がうっそうと繁っておりましたが、あいつぐ松くい虫による被害、さらには平成三年の十九号台風にあい全滅をしてしまいました。今現在ではこの時期になりますと、約三十本あるソメイヨシノが満開となり参拝者の心を和ませております。今年は未だ寒い日が続いておりますが、今週末から四月中旬までが見頃となるでしょう。
当神社は、由緒にもございますように「おぎおんさん」として、古きより親しまれています。
代々の広島藩主にも篤く崇敬され氏子崇敬者の祈願処として本年鎮座千百四十一年を迎えます。
御本殿は大正二年再建の建物で、神明造五間三間、高さは千木までいれますと約十五メートルあり、
神社の本殿としてはかなり巨大な建造物で当時の繁栄をうかがえます。
また一昨年前には、鎮座千百四十年記念事業とし、念願でもありました拝殿も新築竣功しています。